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2024年3月 の日記一覧 (17件)

2024年3月25日: FE 90mm F2.8 Macro G OSS

マクロレンズSEL90M28Gを買ったばかりなので、ちょうど家にあった花を試し撮り。そこそこ感度が上がっているが、Lightroomのノイズ除去が素晴らしい。 去年の10月にα7 IIIを買ってからEマウントレンズを集め始めて、これでズームと単焦点、マクロあたりの定番が一通り揃った。

2024年3月24日

映画『DUNE PART2』を見に、日比谷のTOHOシネマズへ。アマプラでPART1を見てから望んだが、PART2の方はもう少し盛り上がる場面も多く、エンタメ映画としても面白くみられた。相変わらず映像美や音楽は素晴らしい。 昼はミッドタウン地下のベトナム料理屋で。モロッコに行ったばかりだが、次はベトナムとか東南アジアもいいなあ。

2024年3月22日

近所の蕎麦屋を初めて訪れて夕食。鴨南蛮とだし巻き卵をいただいた。蕎麦はもちろん、サイドメニューも美味しい。 外が寒いので温かい蕎麦にしたが、店の中は暖房がしっかり効いていて、汗だくになってしまった。

2024年3月17日

北千住で買い物。 昼は汁なし担々麺、まぜそばに近い。前に訪れた羊香味坊の系列店なんだとか。

2024年3月16日: 入船公園イベントの準備/ニュータンタンメン

来月末の入船公園フォルクイベントに向けて、今日は音響周りの確認。機材はあるがあまり音響ができる人がいないということで、YAMAにPAが回ってきていたという経緯。当日の朝だけだといろいろと手間取りそうなので、今日のうちに大まかなセッティングなどを確認しておくことになっていた。 ミキサーの扱いでやや混乱したが、おおむね問題なく音を出せたのでよかった。後は当日。 帰りに川崎のソウルフードらしい、タンタンメン本舗のニュータンタンメン。美味しいが別に担々麺ではない。宮崎辛麺とか、あの類に近い雰囲気。

2024年3月12日: 帰国

朝、成田着。朝食のチーズオムレツが重くて食べきれなかった... 降りる前から体調が悪く飛行機に酔ったのかと思ったが、帰宅してから熱を測ったら38度台だった。もし元気なら仕事してもいいかと思ったが、さすがに寝ることにする。

2024年3月11日: イスタンブールのトランジットツアー/旅行12日目

トランジットツアーの申し込みが7時からということで、それまで時間を潰す。トルコのものっぽいパンを食べたが、異常にしょっぱい... 申し込みはほぼ航空券の提示だけでスムーズ。開始時間まですこし待って、点呼の後バスで出発。バスではガイドの方が英語でいろいろ説明してくれる。仮眠明けで眠いのと英語のなまりで、説明は3割くらいしか理解できていないが... バスは市街地へ。ボスポラス海峡沿いのカフェのようなところがおそらく貸し切りになっていて、トルコのパンをいただく。これは早朝に食べたものと違いとても美味しい。 ボスポラス海峡は地理や世界史で見た名前。実際に来れて感慨深い。 その後、バスはアヤソフィアやブルーモスク周辺など名所を巡る。今回は早朝の簡易的なツアーなのでモスクに降りる時間はなく、車窓から眺める形。ミナレットの本数でモスクの格が決まるとのこと。細かい説明は忘れたが、3本だとなかなかすごく、基本的に最大4本。ただしブルーモスクは例外で、6本あるとのこと。 橋の上で記念撮影タイム。 --- ツアーは予定通り空港に戻り解散。まだ時間があるので、またカフェや免税店で時間を潰す。カフェは物価が高い割に、フードがやたらしょっぱいのであまり嬉しくない。 トランジットツアーのため時間をずらしていたので、行きと違い成田行き。日本人も多いが大学生くらいの客も目立つ、卒業旅行シーズンだからなあ。飛行機は787-9 Dreamliner、電子シェードが面白い。隣が来なかったので比較的ゆっくり休めた。

2024年3月10日: ムハンマド5世空港からイスタンブールへ/モロッコ旅行11日目

今日からラマダンだと思っていたが、新月が確認できなかったとか何かで、やっぱり12日からになったようだ。どうりで街の人が普通にカフェで食事していると思った。ラマダンは延期だがタイムゾーンの方はUTCに戻ったようで、iPhoneの時計は自動で合わせられていた。飛行機の時間が1時間早まったようだが、タイムゾーンを考慮すると据え置きだ。イスタンブールに着く時間もあるだろうから、その調整だと思われる。 朝食後ホテルをチェックアウトしてCasa Port駅へ。高速鉄道LGVなどが通っている大きな駅は隣のCasa Voyageurs駅の方だが、せっかくなので海沿いにあるPort駅まで歩くことにしていた。 券売機はなぜか使えなかったので、カウンターで空港行きのチケットを購入。電車の時間までは余裕を持たせていて1時間ほどあったので、駅のショップを見て回る。 日差しが強いので、電車が来る時間に合わせてホームへ。何枚か写真を撮ったところで止められてしまった。確かに交通機関とかはダメなケースもあるだろうから迂闊だったかと思ったが、どうやら一眼ではダメだが、スマホならいいよとのこと。すでに一眼で撮った写真も確認されなかったし、どういう基準なんだろうか。 ホームは東京ではあまり見ない頭端式、雰囲気がある。 途中Voyageurs駅も通りながら、空港まで30〜40分ほど。騒音対策か、建物の近くを通るときはゆっくりになるようだ。 --- 電車を降りたところで荷物チェックを受けて、ムハンマド5世空港の中へ。一応オンラインチェックインしたが、荷物も預けないといけないのでカウンターへ向かったところ、例によってそれなりに並ばされた。 飛行機までの時間は残ったディルハム現金で軽食を取った他、早めに制限エリアに入り免税店 (ここはユーロ建て、当然カードも使える) を見て回る。昨日買えなかったOrientinesのクッキーを見つけたので、空港価格で割高だが買ってしまった。ワインも気になったが、イスタンブールで荷物検査があるので断念。飛行機で全部飲めばあるいは... やや遅れて離陸、イスタンブールへ。機内では斜め後ろの客が、太っているのでここ (エコノミー3列シートの真ん中なので、確かに無理はありそう) には座れないとか、目当ての機内食がなかったとかで揉めていて大変そうだった。 --- 深夜にイスタンブール到着。朝のトランジットツアーに参加する予定だが、それまで時間を潰すため荷物受け取りエリアのソファで仮眠を取る。

2024年3月9日: カサブランカへ/お土産探し/サマータイム終了/モロッコ旅行10日目

また早朝に宿を出て、雨の中バスターミナルへ。トコジラミは大丈夫だったようだ。 また荷物チケットを買って、カサブランカ行きと思われるバスに乗り込む。カサブランカへ向かう途中でラバトなども通るので、そこで降りる乗客もいるようだ。昨日シャウエンまでのバスで日本人カップルを見かけたが、今日のバスも一緒だった。シャウエンは半日で十分かと思っていたところ、同じ考えの人もいたということだ。 バスは何回か停まりながら、6時間ほどかけてカサブランカまで。 カサブランカにはAin SebaaとFARというふたつのターミナルがあるが、今回降りるのは中心部に近いFARの方。予約していたホテルもすぐそばだったので、徒歩で向かう。カサブランカの旧市街はあまり観光地という感じでもなさそうなので、今回は普通のホテルを取っていた。それなりに豪華。 カサブランカ滞在も半日だけだが、買い物を中心に散策。 いくつか気になっていたお店があったので、そちらを目指してのんびり歩く。途中ファーストフード店で遅めの昼食。パニーニのセット、美味しい。オレンジジュースはpetitサイズをひとつ頼んだつもりだったが、unをgrandに聞き間違えられたのか、大きい方が出てきた。フランス語の発音はまだまだ難しい。 アルガンオイル屋のAPIA (チェーン店のようだ) とカルフール、また繁華街らしき場所のショッピングセンターを巡る。APIAではオイルの他、石鹸やいい香りのするクリームを買えて満足だ。ショッピングセンターはシャッターが目立ち、空いている店もなぜか美容室が多く不思議だ。地下のスーパー、マルジャンは空いていたのでお土産を探す。 モロッコ土産の定番というOrientinesのクッキーを探したが、カルフールには目当てではない味だけ、マルジャンには置いていなかった。フェズのBorjに入っていたカルフールは巨大だったので、そちらで買うべきだったか... 好みの味ではないが、せっかくなのでここで購入。 --- 夜はまたホテル近くのローカル食堂で。カサブランカは旅人にとって最初に来る場所になることも多いからか、店員がメニューを説明してくれる。こちらの方はもうメニューのフランス語くらいは覚えたので、注文がスムーズにできるようになった。アラビア語だけだと詰むけども。 モロッコは年中サマータイムでUTC+1だが、明日からラマダンなので標準時UTCに戻るらしい。夜が1時間長くなるので、ゆっくり寝られそうだ。

2024年3月8日: CTMバスで移動/シャウエン/モロッコ旅行9日目

早朝に宿を出る。朝食付きのプランだがリヤドは朝の提供が遅く、待っているとバスの時間に間に合わないので仕方ない。マラケシュの宿は朝食のパンを持たせてくれたが、あれは特別対応ということで。 ブー・ジュルード門付近でなんとかタクシーを拾って、新市街にあるCTMのバスターミナルまで。バス自体は予約済みだが、カウンターで荷物用のチケットを買う必要があった。バスは座席が広く (日本の新幹線くらい) Wi-Fiもありかなり快適。昨日までの砂漠ツアーが嘘のようだ... 昼頃、「青の街」シャウエンに到着。日本語ではシャウエンと略して呼ぶことが多いが、正式にはシェフシャウエン。 この日は朝から天気が悪く、シャウエンについたときにはそこそこ降っている。バスターミナルから予約していたリヤドまでは10分程度だが、急な坂を登る必要があり大変だった。宿がメディナの中にありたどり着けず、通りすがりの押しが強いおじさんに案内と荷物持ちをされてしまった。まあ、それなりに助かったのでチップを払う。 お昼時なので、宿近くのレストランで昼食。金曜日なのでクスクス。ヤギ肉のものをチョイス、美味しい。 宿はもうチェックインできたのだが、シーツに赤いシミがあるように見えてなんとも心配である... 念のためフロントに部屋を変えられるか確認したところ、満室らしいがなぜかなんとかなった (スタッフ用の部屋とかだろうか?)。まあ、シーツは洗濯済みだろうしその部屋のものかはわからない、同じホテルなら部屋を変えても無駄かもしれないが... --- 気を取り直して、午後はメディナを見て回る。壁が一面青色に塗られていてかわいい。有名な階段があるようだが、地図を見ながらおそらくここかな? といった感じで、正確にどこなのかはいまいちわからなかった。 小さな街なのですぐに一通り歩いてしまった。夕方はメディナを出て、南東の丘の上にあるスペインモスクへ。ちょっとしたハイキングでやや大変だったが、モスクからの眺めは壮観。天気の悪い日だが、このときは晴れ間も見えてよかった。 明日も早朝のバスで宿の朝食は食べられないので、街に戻ってパン屋で調達。いつもの平たいパンをなんと1.5ディルハムで買うことができた。 --- 夕食、評判のよかった海鮮系のレストランに行こうとしたら、残念ながら閉まっていた。が、店の前にいた関係者と思われる人に系列店に案内してもらい、まあ縁かと思いそちらへ。エビのタジン、冷凍っぽいが美味しかった。 夜は電気をつけて寝よう...

2024年3月7日: マドラサ見学/フェズ新市街/モロッコ旅行8日目

フェズ2日目。 午前中は旧市街にある、「ブー・イナニア・マドラサ」という神学校を見学。観光客が見学できるのは門を入ったところの中庭のみだが、例によって建築が素晴らしく圧倒される。 旧市街のメイン通りはある程度歩いてみたので、今日は新市街の方へ。 王宮近くにあるブー・ジュルード庭園、あるいはJnane Sbil。地域住民の憩いの場になっているようで、代々木公園を思い出す。 庭園を抜けると、もうひとつの旧市街フェズ・エル・ジェディドを通る。こちらの方が後の時代に作られたとのことだ。 ここを歩いているときに、砂漠ツアーで一緒だったペルードイツカップルに偶然すれ違った。昨日は旧市街 (フェズ・エル・バリ) を見て、今日は新市街の方にということで、考えることは同じなのかも。 しばらく歩くと新市街に出て、王宮がある。門は圧巻だが、当然中には入れない。 新市街にあるショッピングモール、Borj Fesを目指してしばらく歩く。マラケシュでも新市街のショッピングセンターを訪れたが、あちらがイトーヨーカドーとするなら、こちらのBorjはららぽーとのようだ。いろいろチェーン店や書店、高級そうなお土産屋も入っていて面白い。Nintendo Switchがやたら高く売っていた。 昼食はBorjでもよかったが、新市街のローカル食堂で。英語が通じず、こちらのフランス語も数字とpoulet、poissonくらいしかわからないので困った。結局Google翻訳を使いつつ、先客が食べていたのと同じメニューを注文。何度か見かけて気になっていた魚のフライを食べられ、これが美味しかった。しっかり揚がっているので骨まで美味しくいただけたが、どうやら骨は残すようだ... 来た道を通って帰る。エル・ジェディドを抜ける途中でユダヤ人街を通るが、ここは旧市街の他のエリアと違った雰囲気で、開放的な建物が多い。 フェズの有名な陶器工房「コセマ」のストックがあるという店「ハスナウィ」を行きがけに見つけ、帰りに買おうと思っていたのだが、まだ早い時間なのに閉まっていた。スークではいまいちコーヒーカップが見つからなかったので、ここで買えればというところだったが残念。まあ、コセマがなくなってから年単位で経つ中、ストックがどこまで本物かは怪しいが... --- 夕方はまた旧市街、あまり通っていないエリアを歩いてみる。すこし細い道に入ると自称ガイドが声をかけてきて面倒だ。一度しつこいガイドに捕まりしばらく「案内」を受けてしまった結果、案の定チップを要求された。まあ迷いかけていたところではあったので、持っていた端数の2ディルハムくらい渡してもよかったのだが、札じゃないとダメということだった。やや強く断ったら断念したようで、2ディルハムも受け取ってもらえなかった。 疲れたので宿近くのレストランで夕食。またプルーンのタジン、美味しい。店員が気さくでよかったが、BGMの音量がやや大きい。

2024年3月6日: タンネリ・ショワラ/マリーン朝墓地/スーク巡り/モロッコ旅行7日目

フェズの旧市街を散策。まずはブー・ジュルード門のあたりから、メイン通りっぽいところを歩いてみる。マラケシュと違って高低差があるからか、バイクも通らず歩きやすい。 最初の目的地は革なめし地区、タンネリ・ショワラ。マラケシュにも同じようなのがあるらしいが、規模的にも治安的にもフェズのものがおすすめということで、今日に回していた。 タンネリに近づくにつれて工房まで案内してくれる客引きが多くなってくる。Googleマップを見れば自力で辿り着けそうなものだが、押しに負けて付いて行ってしまった (向こうが付いてきたとも言える)。まあチップは要求されなかったので、見学料にコミコミだったのだろう。25ディルハムなので安い。 漂白にハトのフンを使うということで独特の臭いがあるが、事前に想定していたほどではなかったのでよかった。一応ミントの葉を貰えるので、それを鼻に当てろということだろう。 見学した後は、カバン売り場やら服売り場やらたくさんのエリアがある土産物屋を解説されながら通る。牛などの革は濡れると臭うから、ラクダ革がいいということだった。マラケシュで革トートを買ったところだったので、ここでは何も買わず。 旧市街を北に歩いて壁の外へ。タンネリが割と下ったところにあったようで、ひたすら坂を登る。 旧市街を見下ろしたかったので、さらに登って丘の上にあるマリーン朝の墓地へ。いい眺めで満足だが、日光を遮るものがなくそこそこ暑い。いくつか建造物の跡があって日陰ができていたので、そこでしばらく休む。 昼食はまた旧市街に戻って、ローカルなスープ屋さん。パン直置き... マラケシュのローカル食堂では観光客だからか紙を引いてくれたが、ここは完全にローカルスタイルだ。まあ乾燥しているので (?) 衛生的にもそれほどやばくないだろう。 --- 午後はスークでまた買い物。フェズは陶器が有名ということで、普段使いのコーヒーカップを探してみた。陶器にはセラミックと土の2種類あり、土の方が強く伝統的な素材ということだ (フチが茶色いので判別できる)。 せっかくなので土のカップを探してみたが、なかなかいいのが売っていない。ようやく好みのものを見つけたと思ったら、欠けがあり買うのを断念。ハンドメイドかつ大量に陳列されているので仕方ないが、難しい。それ以外に楽器屋なども見て回ったが、この日は特に何も買わず。 夕方は一度宿に戻ってから、近くの有名らしいレストラン、「ラ・タルブーシュ」へ。イワシのタジンが有名とのことで頼んでみた。カリカリ牛肉ライスも美味しい。イスラム圏なのでアルコールはないが、代わりにソフトドリンクが美味しいのは嬉しい。 フェズではマラケシュと違い割と中心部のリヤドに泊まっているので、観光の合間に気軽に休みに戻れて動きやすい。当たり前だが、宿の位置取りも大事だなあ。

2024年3月5日: フェズへ移動/砂漠ツアー3日目/モロッコ旅行6日目

朝食後、またラクダに乗ってツアーメンバーとの合流場所まで戻る。今日は夜明けを見られるということで日の出前から行動。 ラクダを待っているうちに日が昇ってしまった。今日は砂丘に遮られず見ることができ、なかなかいい景色。 砂丘は思ったより大きく、すこし散歩して下ったりすると元の場所に戻るのがなかなか大変だ。 今日のラクダ。昨日の個体より揺れが少なく、快適だったような。慣れただけかもしれない。 昨日まで運転してくれた運転手はマラケシュに戻るので、フェズに向かうメンバーで別の車に乗る。ペルー・ドイツカップルとマレーシアの方々、カナダ夫婦は一緒だった。車は最後部の座席でカナダ夫婦と隣になったが、北米を感じる (婉曲) 旅で大変だった... 最終日は特に大きな見どころもなくフェズまでの道のりも長いので、ひたすら走る。昼はロードサイドのレストランで。ケバブ的なのにしてみた。 午後、オート・アトラスとは違うアトラスかもしれないが、また山越え。途中でサルと触れ合える場所? で短時間停まってくれた。 --- 夜、19時頃にフェズに到着。なかなか大変な道のりだった... ブー・ジュルード門近くで降ろされ、予約していたリヤドはすぐ近くだったので徒歩で。ここもまた雰囲気のあるリヤドで、ゆっくり過ごせそうだ。 夕食は近場で済ます。すぐ近くにサードおじさんの店というのがあり、元宮廷料理人か何かで評判がよさそうだったので行ってみた。 プルーンが入ったタジンと、「パスティラ」というミートパイを注文。パスティラは生地が甘く砂糖もかかっていて、独特な組み合わせだが意外と美味しい。本来はハト肉で作るようだ。

2024年3月4日: ティンジル/トドラ峡谷/メルズーガの砂丘/ベルベルキャンプ/砂漠ツアー2日目/モロッコ旅行5日目

朝、宿に迎えに来てもらって、再び出発。 午前中はティンジルの街を観光。また地元のガイドに引き継がれ、農園を見学する。ここのガイドが面白い人で盛り上げ上手だった。複数のツアーがいるので混ざらないようにする合言葉が必要だが、我々のツアーは「チーム・クスクス」! 農園は日差しも強く暑いが、壁に囲まれた街に入ると一気に涼しくなる。 絨毯を紹介するための部屋。このあたりはツアー客にお土産を売るのが重要な収入源になっていそうだが、こういう場で即決で買う人がどれくらいいるんだろうか... 小物ならまだしも、絨毯はかさばるし、家に合うかという問題もある。残念ながら、チーム・クスクスは誰も買っていなかった。 また車に戻って、今度はトドラ峡谷の方へ。 トドラ峡谷は大迫力。涼しく心地がよい。ツアーなので難しいが、個人手配で来ていたらこのあたりでのんびり過ごすのもよさそうだ。 昼食は峡谷付近のレストラン。ここまでタジンばかりだったので、今回はベルベルオムレツというのを頼んでみた。スパイスや調味料ががっつり効いたタジンとは異なり、素朴な味だが美味しい。 昼食後は最後の目的地、メルズーガに向けてひたすら進む。砂丘前のホテル的なところで砂漠に入る下準備。昨日アイット・ベン・ハドゥの土産物屋でスカーフの巻き方を教えてもらっていたので、みんなで実践する。いまいちうまく巻けていないような気もするが... 雰囲気は出るので満足。サングラスと併用すると怪しくなるな。写真は省略。 いざサハラ砂漠へ。結構明確に村と砂漠の境目があり面白い。砂かきとかしてるのだろうか? 今日の宿は砂漠の中にあるベルベルキャンプで、そこまでラクダで向かうことになっていた。ラクダ騎乗ポイントまでは車で。 しばらく待っているとラクダ列がやってきたので、みんなで乗ってテントへ。乗り心地は思ったより悪い。結構前後上下に揺れるので、両手でカメラを構えるのはなかなか難しい感じ。だんだん薄暗くなってきて難しいが、シャッタースピードを速めにしてごまかす。 日が沈むのが見られるということだったが、砂丘の陰でいまいち。 ベルベルキャンプに到着。テントはかなり豪華でびっくり、なんとシャワーもある! しかしシャワーは水しか出ない。しばらく出しているとなんとなく温かくなってくるような気もするが、気のせいかも... まあ、砂漠で水が使えるだけありがたい。ちなみにシャワーカーテンはあるが、なぜか床がフラットなので特に意味をなしていない。 --- テントに泊まるメンバーはいろいろなツアー客が混ざっているようだ。チーム・クスクスはマレーシアの2人組以外あまり見かけなくなってしまった。夕食は中国からの夫婦と、ヨーロッパ (具体的な国は忘れた) からの若いグループも一緒に。みんな英語が堪能ですごい。 夜、砂漠なので星空がきれい。三脚を持っていないのでスマホの方がいいだろうということで、iPhoneのナイトモードで。若干迫力には欠けるが、思ったよりいい感じに映る。 キャンプにはキャンプファイヤー。ベルベル音楽も演奏され、みんなでダンス。かなり国際色豊かなツアーメンバーだが、このあたりは世界共通だなあ。ベルベルの打楽器はいろいろと触らせてもらい興味深い。 次の日も早いので速めに退散したが、遅くまで楽しんでいるメンバーもいたようだ。

2024年3月3日: アトラス山脈越え/アイット・ベン・ハドゥ/砂漠ツアー1日目/モロッコ旅行4日目

今日から2泊3日の砂漠ツアーに出発! モロッコは通年サマータイムなのもあり朝の遅い国だが、今日は早起きして7時に宿を出る。 いろいろな宿から参加者が集まってきて、その場で車を決めているのか分からないが、人数に対してちょうどいい車になるまで何度か乗り換えさせられた。ツアー会社の話でも違うのは宿だけっぽいので、窓口が違うだけでツアーの本体は統一されているんだろうなあ。 最初の休憩。外国資本を感じる。 トイレ・買い物休憩以外にも、眺めのいいところでは適宜止まって写真タイムを設けてくれるようだ。 砂漠方面に向かうためアトラス山脈を越える。アトラスにもいくつかあるらしいが、(地理の理解が正しければ) 今回越えるのは最大のオート・アトラス山脈。登る途中で一回、最高地点に近い場所で一回ずつ止まってくれた。 しばらく走って、昼には最初の目的地、アイット・ベン・ハドゥに到着。運転手のアナウンスでは「カスバ」と言っていたが、城塞都市のことのようだ。 地元で待機していたガイドに連れられて城塞の方へ。映画のロケ地として有名らしいが、あれは全部虚構だよと繰り返し説明していたのが面白かった。特に最近の映画はだいたいCGだろうし、すべて本物とは思っていないが、何か観光客にがっかりされた経験があるのだろうか... 要塞に行くには川を渡る。この日は弱い流れだったが、橋ができるまでは大変だったという話だから、雨季 (?) には急流になるんだろう。 説明を受けながら進む。途中ちょっとした自由時間もあり、他のツアー客は一番上まで登っている人もいた。10分で戻らないといけないので、そんな時間はない気がするが... いわゆる「あぶり出し」を暗号に使っていたらしく、イラストで実演してくれた。「あぶり出し」という日本語の書いた看板もあって面白い。 一通り見学した後、ツアー客向けと思われるレストランで昼食。観光地価格、しかも競合がいないのでここはそれなりのお値段。ミートボールのタジンは美味しいが、熱いのと前菜含めかなり量が多かった。 食事は相席なので、他のツアー客との会話も発生する。同席したのはペルー男性とドイツ女性のカップル、それにウクライナから一人で来たという女性 (ツアーを通して客が国名で呼ばれていたので、最後まで名前を知ることはなかった...)。ウクライナの方は語学堪能で、英語とウクライナ語に加えフランス語とロシア語が話せ、アラビア語も勉強中とのこと。コミュ力も高いし、すごい人間がいるものだ。 --- アイット・ベン・ハドゥを出て、ワルザザートにあるアトラススタジオという映画スタジオへ。ここは外から短時間の見学。最近マーベルを見始めたので、アイアンマンに反応してしまう。別にアイアンマンのロケ地ではないのかもしれないが... 夕方、また何度か止まりながら今日の宿へ向かう。 ケラーア・メグナ、バラが名産の街。特に何もお土産は買わず。 宿はブマルヌ・ダデスという街。丘の上にホテルがあり、なかなかいい雰囲気だ。 部屋が汚いという口コミがありビビっていたが、着いてみればまあ海外旅行ってこんなもんだよねといった感じで、大きな問題はない。むしろシャワーカーテンがあるのは素晴らしい! ...モロッコはシャワーが普及していないのか、マラケシュのリヤドにはシャワーカーテンがなく、シャワーを浴びると洗面所が水浸しになる謎設計だったのだ。 同じ宿に止まったのはマレーシア女性2人組と、カナダの夫婦。夕食はみんなで一緒に。マレーシアの方はモロッコから初めて長期でヨーロッパまで旅をするらしく、まあリタイヤ後なのかもしれないが、羨ましいことだ (この日に話した内容だっけ? 次の日の夕食かも)。夕食後は民族音楽の生演奏などもあり、リヤドではない普通のホテルにもよさがあるなあ。

2024年3月2日: マラケシュ新市街/マジョレル庭園/イブ・サンローラン美術館/モロッコ旅行3日目

今日は新市街の方へ。それなりに距離があるが、昨日までに通らなかったルートを徒歩で。 昨日までもそうだったが、旧市街では道中「ベルベルマーケット」(ベルベルは民族の名前) に誘導してくる青年が多くいる。今日が最終日だからぜひ、と言っているが、そんな閉店詐欺みたいな... 地球の歩き方によると旧市街の北東部は治安が悪いらしく、ちょうどその方向に誘導されているような気もするので、無視を決め込む。 これまでタジンは観光客向けの店しか行っていないので、新市街ではローカル食堂に入ってみた。じゃがいもは野菜なのか... 味は非常に美味しいけれども。 食後は予約していたマジョレル庭園へ。イブ・サンローランの別荘? というか、彼は晩年をマラケシュで過ごしたということだ。マラケシュは暑く乾燥しているが、植物や水もある場所にはあるんだなあ。 --- せっかくなので、庭園内にあるベルベル博物館へ。装備や調度品などいろいろ展示してあり面白かったが、説明がフランス語メインなのでよく分からず... まあ、視覚的にも楽しいのでこれはこれで満足。 最後にイブ・サンローラン美術館へ。ちょうど展示を入れ替えたところらしい。サボテンの特別展の他、いろいろなドレスが飾られた常設展も面白かった。ファッションに詳しいともっと楽しめそうだ。 --- 夕方はさらに西の方まで歩いて、地元のショッピングセンターや雑貨屋をいろいろと見て回る。 最終的に美術館近くの33 Rue Majorelleまで戻ってきて、革のトートバッグを購入。ここ1年くらい、手頃なサイズの革トートをずっとさがしていたので嬉しい。まさかマラケシュにあったとは... 帰りも徒歩で旧市街まで。 毎食レストランだと高いので昨日に続いてサンド的なのを買おうと思ったが、謎サンド屋を通り過ぎてからしばらく食べ物の店がないので困った。歩き疲れたところでファストフード店があったので入る。確かタコスを頼んだが、ポテトセットなのに、タコスにも大量のポテトが入っていて驚き。美味しいけど、タコスってこんなんだっけ?

2024年3月1日: 砂漠ツアー予約/バヒア宮殿/スークで買い物/モロッコ旅行2日目

リヤドの朝食。大量のパンが出る。 朝食後、またフナ広場の方へ。 今回の旅行ではサハラ砂漠のツアーに参加したいと考えていて、事前情報だと日本からネット予約するより、マラケシュなど現地のツアー会社で直接話を聞くのがいいということだった。 フナ広場周辺にいろいろとツアー会社があったので、何件か回ってみる。2泊3日の砂漠ツアーだとどこも内容は同じ感じだ。違うのは1泊目のホテルのランク、そして2泊目の砂漠テントのクオリティ (プライベートか、シャワー付きかなど) とのこと。加えて今回は最終日にマラケシュに戻るのではなくフェズに向かいたかったが、だいたいどこのツアーでもこれはオプションでつけられるようだった。 結局決め手に欠けるので、Xで見かけた先駆者にDMで聞いた場所と同じ、理髪店に併設の (?) ツアー会社で申し込んだ。ひとり135ユーロ、2泊3日と思えばそこそこリーズナブル。 --- ツアー会社をめぐりながら散歩。街を見ながら適当に歩くだけでも楽しい。 --- 旧市街の名所、バヒア宮殿へ。旧市街の喧騒とは打って変わって、なかなか豪華な宮殿だ。 --- 宮殿を出た後は旧市街の南〜東側をぐるっと回って、広場近辺へ戻ってきた。歩き疲れたので、ちょうど見つけたレストランに入る。金曜日なのでクスクスを食べた。タジンはともかくクスクスって普通に主食だと思うのだが、有無を言わさずパンは付いてくる。味の方は大満足、お腹いっぱいになった。 疲れたので一度宿に戻って、夕方また出てくる。フナ広場近辺のスークで買い物。バブーシュを買ったが、提示額350ディルハムに対し250までしか下がらなかった... 質が高めの個体ではあったが、後から調べたところによると、100くらいまで下がったのでは? という印象。やりすぎても仕方ないし、値段交渉はなかなか難しい。 砂漠ツアーで使うスカーフも買った。黄色かオレンジ単色のものが欲しかったのだが、柄入りや端を黒く染めたものが多く、なかなか探すのに手間取った。 帰りに屋台で売っていた謎サンドを買って帰る。なかなか美味しい。

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