2024年3月6日: タンネリ・ショワラ/マリーン朝墓地/スーク巡り/モロッコ旅行7日目
フェズの旧市街を散策。まずはブー・ジュルード門のあたりから、メイン通りっぽいところを歩いてみる。マラケシュと違って高低差があるからか、バイクも通らず歩きやすい。
ブー・ジュルード門
内側は緑色
メイン通りを歩く
最初の目的地は革なめし地区、タンネリ・ショワラ。マラケシュにも同じようなのがあるらしいが、規模的にも治安的にもフェズのものがおすすめということで、今日に回していた。
タンネリに近づくにつれて工房まで案内してくれる客引きが多くなってくる。Googleマップを見れば自力で辿り着けそうなものだが、押しに負けて付いて行ってしまった (向こうが付いてきたとも言える)。まあチップは要求されなかったので、見学料にコミコミだったのだろう。25ディルハムなので安い。
漂白にハトのフンを使うということで独特の臭いがあるが、事前に想定していたほどではなかったのでよかった。一応ミントの葉を貰えるので、それを鼻に当てろということだろう。
染色作業中
革を延ばしてるのかな?
こちらはおそらく乾燥中
見学した後は、カバン売り場やら服売り場やらたくさんのエリアがある土産物屋を解説されながら通る。牛などの革は濡れると臭うから、ラクダ革がいいということだった。マラケシュで革トートを買ったところだったので、ここでは何も買わず。
旧市街を北に歩いて壁の外へ。タンネリが割と下ったところにあったようで、ひたすら坂を登る。
ミナレット。お祈りを流すスピーカーが付いている
旧市街を見下ろしたかったので、さらに登って丘の上にあるマリーン朝の墓地へ。いい眺めで満足だが、日光を遮るものがなくそこそこ暑い。いくつか建造物の跡があって日陰ができていたので、そこでしばらく休む。
旧市街を見下ろす
頂上にあった建築物
反対側は自然豊か
昼食はまた旧市街に戻って、ローカルなスープ屋さん。パン直置き... マラケシュのローカル食堂では観光客だからか紙を引いてくれたが、ここは完全にローカルスタイルだ。まあ乾燥しているので (?) 衛生的にもそれほどやばくないだろう。
店員との会話はフランス語、といっても値段の数字や「お茶」程度
まぶしそう
午後はスークでまた買い物。フェズは陶器が有名ということで、普段使いのコーヒーカップを探してみた。陶器にはセラミックと土の2種類あり、土の方が強く伝統的な素材ということだ (フチが茶色いので判別できる)。
せっかくなので土のカップを探してみたが、なかなかいいのが売っていない。ようやく好みのものを見つけたと思ったら、欠けがあり買うのを断念。ハンドメイドかつ大量に陳列されているので仕方ないが、難しい。それ以外に楽器屋なども見て回ったが、この日は特に何も買わず。
夕方は一度宿に戻ってから、近くの有名らしいレストラン、「ラ・タルブーシュ」へ。イワシのタジンが有名とのことで頼んでみた。カリカリ牛肉ライスも美味しい。イスラム圏なのでアルコールはないが、代わりにソフトドリンクが美味しいのは嬉しい。
カリカリ牛肉ライス
イワシのタジン
フェズではマラケシュと違い割と中心部のリヤドに泊まっているので、観光の合間に気軽に休みに戻れて動きやすい。当たり前だが、宿の位置取りも大事だなあ。
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