2024年3月3日: アトラス山脈越え/アイット・ベン・ハドゥ/砂漠ツアー1日目/モロッコ旅行4日目
今日から2泊3日の砂漠ツアーに出発! モロッコは通年サマータイムなのもあり朝の遅い国だが、今日は早起きして7時に宿を出る。
いろいろな宿から参加者が集まってきて、その場で車を決めているのか分からないが、人数に対してちょうどいい車になるまで何度か乗り換えさせられた。ツアー会社の話でも違うのは宿だけっぽいので、窓口が違うだけでツアーの本体は統一されているんだろうなあ。
最前列真ん中、居心地は微妙
最初の休憩。外国資本を感じる。
日本の国旗もある
トイレ・買い物休憩以外にも、眺めのいいところでは適宜止まって写真タイムを設けてくれるようだ。
砂漠方面に向かうためアトラス山脈を越える。アトラスにもいくつかあるらしいが、(地理の理解が正しければ) 今回越えるのは最大のオート・アトラス山脈。登る途中で一回、最高地点に近い場所で一回ずつ止まってくれた。
登る途中。隣には土産物屋もある
アトラス山脈
しばらく走って、昼には最初の目的地、アイット・ベン・ハドゥに到着。運転手のアナウンスでは「カスバ」と言っていたが、城塞都市のことのようだ。
地元で待機していたガイドに連れられて城塞の方へ。映画のロケ地として有名らしいが、あれは全部虚構だよと繰り返し説明していたのが面白かった。特に最近の映画はだいたいCGだろうし、すべて本物とは思っていないが、何か観光客にがっかりされた経験があるのだろうか...
要塞に行くには川を渡る。この日は弱い流れだったが、橋ができるまでは大変だったという話だから、雨季 (?) には急流になるんだろう。
子供が手を取ってくれるが、こういうのはチップを要求される
有名な城塞の写真
モンサンミッシェルを感じる。あれもまあ城塞都市のようなものなので当たり前かもしれない
グラディエーター?
説明を受けながら進む。途中ちょっとした自由時間もあり、他のツアー客は一番上まで登っている人もいた。10分で戻らないといけないので、そんな時間はない気がするが...
いわゆる「あぶり出し」を暗号に使っていたらしく、イラストで実演してくれた。「あぶり出し」という日本語の書いた看板もあって面白い。
一通り見学した後、ツアー客向けと思われるレストランで昼食。観光地価格、しかも競合がいないのでここはそれなりのお値段。ミートボールのタジンは美味しいが、熱いのと前菜含めかなり量が多かった。
食事は相席なので、他のツアー客との会話も発生する。同席したのはペルー男性とドイツ女性のカップル、それにウクライナから一人で来たという女性 (ツアーを通して客が国名で呼ばれていたので、最後まで名前を知ることはなかった...)。ウクライナの方は語学堪能で、英語とウクライナ語に加えフランス語とロシア語が話せ、アラビア語も勉強中とのこと。コミュ力も高いし、すごい人間がいるものだ。
激アツ
アイット・ベン・ハドゥを出て、ワルザザートにあるアトラススタジオという映画スタジオへ。ここは外から短時間の見学。最近マーベルを見始めたので、アイアンマンに反応してしまう。別にアイアンマンのロケ地ではないのかもしれないが...
I am Iron Man
夕方、また何度か止まりながら今日の宿へ向かう。
ここは何だったかな? 説明をいまいち理解できなかった
ケラーア・メグナ、バラが名産の街。特に何もお土産は買わず。
バラエッセンスローズウォーター
宿はブマルヌ・ダデスという街。丘の上にホテルがあり、なかなかいい雰囲気だ。
部屋が汚いという口コミがありビビっていたが、着いてみればまあ海外旅行ってこんなもんだよねといった感じで、大きな問題はない。むしろシャワーカーテンがあるのは素晴らしい! ...モロッコはシャワーが普及していないのか、マラケシュのリヤドにはシャワーカーテンがなく、シャワーを浴びると洗面所が水浸しになる謎設計だったのだ。
同じ宿に止まったのはマレーシア女性2人組と、カナダの夫婦。夕食はみんなで一緒に。マレーシアの方はモロッコから初めて長期でヨーロッパまで旅をするらしく、まあリタイヤ後なのかもしれないが、羨ましいことだ (この日に話した内容だっけ? 次の日の夕食かも)。夕食後は民族音楽の生演奏などもあり、リヤドではない普通のホテルにもよさがあるなあ。
夕食会場。眺めがいい
α7 IIIiPhone 15 ProVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS
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