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2024年12月6日: 台北へ戻る/台北101/雙城街夜市/台湾旅行2日目

九份の朝。宿の朝食がすこし遅めの設定だったので、その前に街を散策する。亜熱帯の国だが、季節もあり朝は山の空気が冷たく清々しい。

朝食はまた共有スペースで。中華圏らしくお粥があり嬉しい。茶色い粉は肉鬆という肉でできた田麩のようなもので、炒っているからかきな粉のような味がする。すごく好みではないが、香ばしい香りが面白い。

モロッコ旅行のときもシャウエンを訪れたが、初めて山間のベタな観光地に1泊するのもなかなか面白かった。やや移動は大変だが、半日の滞在で一通り楽しめて満足感が高いのもいいところだ。


チェックアウトして台北へ戻る。直通のバスもあるようだが、行きと同じく瑞芳の駅から台鉄で。

今日の宿はHub Hotelという (おそらく) ビジネスホテルチェーンの中山館。まだチェックインはできないので荷物だけ預けて、食事に繰り出す。

まずホテル近くの「黄記魯肉飯」へ。ちょうどランチタイムで、地元の人も含め賑わっている。整理券スタイルだが観光客であることがわかったのか、番号を読み上げるだけでなく近くまで呼びに来てくれ、親切でありがたい。

魯肉飯は小さいサイズを頼んだら本当に小さかったので、そのまますこし歩いて「榕美樹館」という豆花店へ。こちらは今時のモダンな内装で、やや高め (それでも90元) だが非常に美味しかった。

今回は一番人気のセットにしたが、トッピングもいろいろありまた別のも試してみたいところ。


MRT淡水信義線に乗って、本日の目的地である台北101へ。下の商業フロアも高級ブランドが多く、展望台は600元と観光地価格だった。89階からの眺めは圧巻で、台北市街や周辺の山地を見渡せる。平地が狭くて、先々週に訪れた長崎の街とも近いものがある。

展望台はなぜか大谷翔平を推していて、目玉のTuned Mass Damperにも大谷の映像が映し出されている...

ロビーには日本の観光地によくあるアイスクリーム屋クレミアがあり、台湾限定のストロベリー味があったので買ってしまった。安定して美味しい、「冰淇淋の神 北海道」の表記が面白い。

商業エリアを軽く見た後は、またMRTに乗って国立中正記念堂へ。中正というのは蒋介石の本名のようだ。非常に大きな建物で迫力がある。

そのまま徒歩でホテルを目指す。MRTの3〜4駅分くらいあるが、行政エリアや台北駅周辺の繁華街を横目に見ながら散歩を楽しんだ。

道路にはバイクが非常に多い。手ブレ補正のおかげで1/4秒くらいはいけるので、簡易的な光跡撮影もできて面白い。


宿にチェックインして一息ついた後、夕食は黄記魯肉飯近くの「雙城街夜市」へ。有名な士林夜市などとは違ってコンパクトにまとまっているようだが、地元民の人気も高そうで、全体を見た上で好みのお店を選べるのはいいところだ。

評判のよさそうな屋台でニラ水餃子と牛肉麺をいただいた後、夜市を出て「連城臭豆腐」というローカル屋台へ。気まぐれな店員がやっているということでやや躊躇したが、意外と親切で、味も非常に美味しい。揚げ豆腐に辛いタレと白菜の漬物が添えられているスタイルで、台湾など南部ではこれが主流なようだ。写真は暗いのでイマイチ。

デザートにエッグタルトを買って宿に戻る。

Taipei, Taiwan

α7C IIGR IIIx20-40mm F/2.8 Di III VXD

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